毎日日記付けてる人のblog

ためになること、ならないことを書きます。

強みを活かす @曽山哲人

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読んだ目的

最近初めての後輩ができたこともあって、フィードバック系の本を読んでいるのだが、 人事的な観点から見てどのようなことを行なっているのか気になり、 サイバーエージェントの有名人事である曽山さんの本を手に取った。

強みを活かす @曽山哲人

弱みを見せて強みを活かす。 ⇨新人育成に置いて、自分が全てできると思ってはいけない。  新人にも得意なことがあるだろうし、自分が苦手で新人が得意なところがあれば、それは任せる。

自分の成績のために頑張れるのは2〜3年目まで。 それ以降はチームとしての考え方ができるかどうかで判断する。

強みをシェアする。 どの強みを伸ばすのか決める。 毎日3つだけよかったことをまとめよう。みたいな話ができれば良い。

マネジャーが成果を出すためには

・目標を伝える ・役割を伝える ・定期的に成果を伝える。

トラブルにはブーメラン思考で考える。

なぜトラブルが起こってしまったのか、なぜそのような流れが生じてしまったのかなど、 一度振り返ることでわかることもある。 ※トラブルの芽に気づいてあげられなかったのは原因じゃないのかと考えることも大事。

強みをのばすためには?

長所7割、短所3割で見る。 指導者の立場となれば、的確な目標を与えられすればあとは寝ていても良い。 これは松下幸之助の言葉だそう。 このように短くとも相手に刺さりやすい言葉を開発して行くことも大事。 発信して行くことで自分がやっている仕事を理解できるのだから。

「言わせて、やらせる」 相手から意見が出てきたらその意見を尊重しつつ、間違ってなければそのままやらせる。 指導者が全てやるようにならないのが大事。

部下のやっている仕事を把握しているか?

リーダーはチームの目標を大局観で見て働いていると思います。 部下の数字やモチベーションは把握できるにせよ、仕事内容までは把握しきれていない場合が様々ではないでしょうか。 そのような時、部下としては雑務がどんどん溜まって行くはず。。。 そういう雑務を減らす棚卸しを定期的に行うことで、業務を減らすことができ、仕事を増やすことができそう。 1 on 1で定期的に困ったことをどんなに小さいことでもいいので聞き出すことが大事なはず。 また、リスクをとる社員をもっと褒めたい。 意見を言う人がリスクテイカー、新しい商品を作る人もリスクテイカー。

よくある会社の表彰制度はどうつくる?

成果を残している人だけを表彰するのでは、その人が嫌われているかもしれない。 その人のことを嫌っている人たちのモチベーションは上がらず、その人数分の仕事効果を奪ってしまう可能性が高い。

なのでMVPなどの表彰については成果+人望を重要視するべき。

月一面談で話す内容は?

前月の成果の振り返り、目標設定に向けた今月の計画、今後のキャリア

CAクラスの会社でもこれだけ人材に関して考えている。 お金ではなくやりがいで人を引っ張って来る必要があるベンチャーに関しても、人にかんしてこういう考えを持つ必要があるよね。 ベンチャーって言うのは単純な甘えだとも少し思っていて、ベンチャーを理由になんでもないがしろにしないようにしたい。 自分が会社を立ち上げるとしたら、人を大切にする会社を作りたいなぁ。