【起業家】を読んで。
Kindleでサイバーエージェント社長の藤田さん著である【起業家】を読みました。
今でさえサイバーエージェントはインターネット業界のトップを走っており、外からもキラキラしているような会社に見えますが、実際この本を読んでみると圧倒的に見える藤田さんも様々悩んでいたんだなと感じました。
会社を作るにあたり、メディア事業を収益の柱にしたいという思いがあったにもかかわらず、どうしても売り上げが上がる広告代理店事業の方に近寄ってしまった。
その結果会社の雰囲気としてもメディア事業が成功するはずがないという雰囲気を作ってしまったのことです。
ある時を境にメディア事業に自分で口を出していこうと思い、実際プロデュースを始め、2年で結果が出なければ社長を辞めるとまで言っていたそうです。
それ以外のことには目も向けず、一心不乱にアメーバ事業を広げていくことに注力した結果、今のアメーバがあるのだと思います。
どうしても人は上手くいっている方に目がいってしまいます。
売り上げが上がっていない事業は切捨てようと、
売り上げが上がっている事業に人を割こうと。
これを変えられるのは1人の熱狂なのだそうです。
周りが間違えていると言っても、自分だけは信じて突き進む必要があると。
そうしなければ変えられないと。
みんな心ではわかっていると思います。
自分はこう思ってる!だからこうしたいんだ!
だけど社会のしがらみの中で、
「成果を残したやつが言ってるならそうなのかな。」
「上司がそう言ってるから俺の考えは違うのか。」
という考えは拭えないことが多いです。
それでも自分の考えを曲げずに考え抜ける人がだけが
前に進めるのだと思います。
文章にするのが下手な僕ですが、好きなように書き続けます。